子どもの頃 夢中で遊んでいたら いつのまにか、真っ暗になっていたことがよくあった。 そんな遠い記憶を思わせる 笑ってしまうような、あっけない顛末。 夢中になっていたのは、わたしだけで 彼はいつも冷静だった。 季節や時間が変わったことも わたしは見ないふりをしていたけれど 彼はいつも冷淡だった。 いつまでも忘れられないのは はっきり、きっぱり終えられなかったせいだと ずっと思い込んでいたけれど 本当はわたしが忘れたくなかっただけ 彼とのことを 彼とのすべてを 忘れたら、それまでのすべてがなかったことになるようで わたしはとても、怖かった。 忘れないで わたしを 忘れないで ほかには何も 望まないから ・ ・ ・ ・ あの頃のわたしを 今は、誇りにさえ思う。 忘れたくないのは 思い出ではなく 自分が自分であることだけ 忘れないで 覚えていて いつ誰とどこにいても わたしがわたしであることを
by edison_bb
| 2017-07-18 08:26
| 感じたこと
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